石鹸をそんなに使わないでください

さといものブログです

日記

 アで撮ってきた動画を見直そうと開くたびにパソコンがフリーズして作業がおじゃんになってしまう。それを数回繰り返した。そんなのってないよ。日記いきます。

 

2月23日(土)

 大阪であるライブに行く。三組の出演で弾き語りが中心、最後にちょこっとバンドでの演奏がある。ワンドリンクは何にしようか。ウィルキンソンの瓶のジンジャーエールと迷うもハートランドを頼む。昼から酒を飲み演奏と歌を聴く、それに優る幸福は多くない。

 会場はおしゃれな家のリビングみたいな感じで、舞台と観客席は段差なく地続きになっている。演者の一人は曲の合間の語りで「ここの会場、無印良品みたい」と形容していた。だいたいそんな感じ。自分が会場に入るとまだ席はすいていて、最前列に広島風お好み焼き(いろいろと戦争が起こる名称らしいがこのお店ではこうだった)を食べながら月刊住職を読む、自分と同年代かやや年上の青年があぐらをかいている。人が次第に増えてくる。

 開演。京都の女性シンガーソングライター。ツイッターでちらと見かけたファーストアルバムのジャケットが気になって、今日はこの人を目当てにきた。演奏中、会場のあちこちを走り回る男の子がいて、彼は演奏などまったく気にも留めない。会場の座布団を島に、海原を渡る彼の耳にはどんな音楽が流れているのかが気になる。曲が終わって演者が「もっと走り回ったらいい」とぼそりとつぶやいていたのがよかった。

 閉演。あとの二組もよかった。「普通の日は」というタイトルのライブだった。2年前のクリスマスのイブのイブ、京都みなみ会館のオールナイト上映「オーディナリーなライフにブリリアントな瞬間があるんだよナイト」に行ったのを思い出す。面倒でダイコクドラッグの煎餅で済ますお昼ごはんとか、直さずに放置しているシャツの袖ボタンとか、パソコンに向かい右手でいじるひどく傷んだ髪の先とか、これが自分の普通の日。ていねいなくらしの外にもブリリアントな瞬間はあるんだろうか、あったらいい。

 

2月24日(日)

 昼間は研究室で作業して、たまに行く中華料理屋で夕飯を食べた。よくいる中国人の若い店員二人はいなくて、今日は中国人のおばちゃん一人だった。春休みだからかな。そのあと、元田中あたりであるDJイベントに行った。たくさん飲んでたくさん踊った。よく行く飲み屋の常連のお客さんたちと半年以上ぶりに会うとかした。いい休日だった。